“え?○○くんのママ、まだ母乳飲ませているの?すごいですね。そんなに出るものですか?”
“は、はい。ま、そうですね。そりゃ、たくさんは出ませんけど、なんとか・・・”
“えら〜い!!”
“いや〜、そんなえらいと言われるほどのものでもないですけど・・・”
保育園に預けている 1 歳 7 ヶ月の息子の迎えに行き、付属の授乳室で授乳をしている私と友達ママとの会話である。子どもの父親が母乳に対するこだわりを持っていることや、私自身、母乳が乳児にとって最適な栄養源であると信じていることもあって、2年近く母乳を与えることに対して特別な思い入れなどはなく、ある意味、とっても自然な毎日の日課になっている。息子にとっては、(保育園で)一日よく頑張ったことへのご褒美程度になっているのかもしれない。夕方迎えに行ったママを見るなり、昼間の聞き分けのよい子から一変して甘えん坊の顔になり、たまに「母乳タイム」を省いてそのまま帰宅しようとするものなら、だだをこねて泣き出す息子をなだめることは不可能に近い。もちろん、おっぱいを銜えると何事もなかったように幸せで満足げな顔をして母乳を楽しむ息子である。“えらーい”と言われるほどのものではないけれど、母乳が息子にとって栄養だけではなく、安心と幸せを運んでくれる何かであることは間違いないらしい。
いくつかの疫学研究は、長期間母乳を与えることが乳児の脳発達によい影響を与えるとともに、母子関係の確立にも効果的であることを報告していて、WHO(世界保健機関)は最低2年間母乳を与えることを推奨している。我が家の「母乳タイム」が2年間続けられるかどうかはわからないがこれからも今までのようにこのタイムを大事にしていきたい。
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