栄養ケア寄り添い型ソリューション事業(よりソリプロジェクト)

栄養ケア寄り添い型ソリューション事業(よりソリプロジェクト)の概要
日本栄養士会では、栄養ケア寄り添い型ソリューション事業(よりソリプロジェクト)に取り組んでいます。
厚生労働省健康局が実施する「栄養ケア活動支援整備事業」としてスタートしました。増大する在宅療養者に対する食事・栄養支援を行う人材確保、その継続的な供給のできる体制の全国規模での整備、関係機関・関係職種と連携した活動拠点の整備を目標に展開しています。
2025年を目途に全国で推進している、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)における、管理栄養士・栄養士による栄養ケアサービスの確実な提供を目指して進めています。具体的には、介護予防・自立支援にむけた地域の取組である地域ケア会議への参画を目標のひとつに掲げています。
『栄養ケア寄り添い型ソリューション事業(よりソリプロジェクト)』事業名に込めた思い
「ソリューション」とは一般的には、問題を解決することです。IT用語として、企業がビジネスやサービスについて抱えている問題や不便を解消することによく用いられます。管理栄養士・栄養士は、対象者の抱えている健康増進、疾病の治療等の様々な問題等に対して寄り添い、現在の状態や要望等に合わせて、対象者の気づきを促し、優先課題を共有し、最適な解決策を提案し、実践等に向けて取り組みを支援します。まさに、地域住民に「寄り添い」そして「ソリューション」を実践しています。日々、地域住民と接するときに「よりソリ」の気持ちを忘れずに…。
地域包括ケアシステムとは
地域包括ケアシステムは、重度な要介護状態になっても、高齢者が住み慣れた地域で人材の最後まで暮らし続けられるように、住まい・医療・介護・介護予防・生活支援が一体的に受けられる地域の支援体制をいいます。