担当理事より推薦講演をご紹介！

今回は、全国栄養士大会を担当する森茂雄理事が推薦する講演について、
おすすめポイントをご紹介します。

在宅で最後までその人らしく　～在宅栄養管理に必要な意思決定支援と共感力～
医療法人すぎもと在宅医療クリニック　院長　杉本由佳先生

"答えのない問い"に寄り添う力　―看取りの栄養ケアと共感力の本質―

管理栄養士・栄養士が看取りの場に関わる機会は、病院、福祉施設、在宅といった多様な現場へ広がり続けています。
しかし、看取りには"正解"と呼べる形はありません。患者・利用者の想い、家族の願い、多職種それぞれの視点、
その一つひとつを丁寧に受けとめながら、最もふさわしい選択を共に探していくプロセスこそが、看取りの栄養ケアの
本質だといえます。
今回ご登壇いただく杉本由佳先生は、在宅医療の最前線で、この"答えのない問い"に真摯に向き合ってこられた実践者です。
時に厳しい現実に向き合いながらも、患者・利用者とご家族の気持ちに寄り添い、多職種と連携して最善の支援を紡いでき
た姿勢は、多くの学びを与えてくれます。
本講演では、先生が積み重ねてきた豊富な事例をもとに、看取りにおいて最も大切な「共感力」の本質を、具体例とともに
わかりやすく解説いただいています。「どんな関わりが人を支えるのか」「迷ったとき、管理栄養士・栄養士は何を大切にす
べきか」その問いへのヒントが示されています。あなた自身のケアの軸が静かに整い、一本の線として浮かび上がるような、
深く心に残る学びの時間になるはずです。医療・福祉の現場に携わるすべての方に、ぜひ視聴していただきたい講演です。

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