【栄養の日・栄養週間 2023】溝端淳平さんと学ぶ「間食の、すすめ!」の極意、市民公開講座をレポート
2023/09/11
「栄養の日・栄養週間 2023」のアンバサダーは、俳優の溝端淳平さん!
ドラマや舞台で大活躍の俳優、溝端淳平さん。「栄養の日・栄養週間 2023」ではアンバサダーとして盛り上げていただき、市民公開講座にはゲストとして登場。ライフスタイルに合わせた間食の取り方について、観覧者とともに学びました。
溝端淳平さんの「間食の、すすめ!」とは?
多忙な毎日を送る溝端さんは、普段どのような食生活を送っているのでしょうか? 市民公開講座では、まず、溝端さんの1日のスケジュールと食事内容を紹介してもらいました。現在、テレビ朝日系列の連続ドラマ「何曜日に生まれたの」の撮影期間とのことで、朝から晩まで撮影というスケジュール。とある日の食事メニューは、朝食は撮影スタジオまでの移動の車内で「豆乳、乳酸菌飲料、バナナ」、昼食は「和風ハンバーグ、海鮮あんかけ丼、わかめの味噌汁、ミニサラダ」のケータリング、夕食もケータリングで「冷やし中華、ステーキ丼」でした。3食しっかり食べることは意識しており、朝食の内容や時間はだいたい決まっているそうですが、昼食や夕食は日によって異なるとのこと。また、風邪を引きやすいといった悩みがあるそうです。間食はほとんど取らないようですが、現在、撮影中のドラマはセリフ量が多いことから、意識的に、昼食と夕食の間にスタジオのケータリングスペースにあるお菓子を食べることがあるそうです。
日本栄養士会の鈴木志保子副会長は、このメニューを見て「朝ごはんが少ない」と指摘。「エネルギー不足になると体は機能を低下させるので、風邪を引きやすいのかもしれません。車内での朝食はこのままで、スタジオに到着後にエネルギー補給食品などの間食を取り入れては?」
さらに鈴木副会長から、「間食」の取り方五か条について、説明を受けます。すると「間食のイメージが変わった」と溝端さん。「間食というと、おやつのイメージがあったし、太るものだと思っていました。食事を1日4、5回に分けることも間食になるんですね」
また、溝端さんは、毎晩のお風呂上がりに体重計に乗っているとのこと。ここにも鈴木副会長のアドバイスが。「体重を測るのは、朝起きて排尿後がおすすめ。前日に食べたものなどが寝ている間にリセットされるので、条件が同じになって比較しやすいんです」
例えば体重が減っていたら間食を追加したり、増えていたら控えたり。朝の体重チェックによってその日の食事を決められるというわけです。「溝端さんには溝端さんに合った間食がある」という鈴木さんの言葉に「なるほど」と納得する溝端さん。
「目からうろこです。自分の体と相談しながら、食事を決めていくんですね」
さらに、溝端さんは健康意識が高く、現在はアミノ酸のサプリメントなどを摂っているとのこと。食生活について日ごろ疑問に思っていることなどを、鈴木副会長に次々と質問していきます。そして、講座の終わりには「間食の取り方五か条習得証明書」を授与されました。
「食事はこれがいいと決めつけずに、朝、体重を測ったり、自分の体の調子を意識したりしながら臨機応変に考えていくことが大事なんだと学びました」
間食も上手に取り入れてベストパフォーマンスを目指す溝端さん。今後の活躍も楽しみです。
「栄養の日・栄養週間 2023」特設サイトでは、溝端さん登場の動画を含めて、4本の市民公開講座を公開中です。ぜひ、ご覧ください!