トップページ > がん治療時の症状別 対応ポイントと料理・献立集

 

※下記に示すような要因により、食欲不振が誘発されることがあります。

  明らかな誘因があればまずその対処を優先します。

  また食環境の整備も重要です。

 

他の副作用の影響
 悪心・嘔吐、口内炎、味覚障害、嗅覚障害 など
嚥下・通過障害
 消化管狭窄、手術後遺症 など
心理的問題
 病気や食べられないことへの不安、つらさ など
消化機能低下
 悪心・嘔吐、下痢、便秘 など
全身状態の影響
 睡眠不足、倦怠感、発熱、疼痛 など

 

 

 

 

 

献立表の見方
 
対応のポイント 具体的な食材・料理での工夫
・少量から試してみる
・1回の食事量を少なく、回数を増やす
・食べたいものを食べてみる
・消化や栄養的に良いなど関係なく
 食べられるもの、好きなものを食べる
・食べたいものを食べられるときに食べる
・いろいろ試してみる
・サンドイッチ、海苔巻、おにぎりなど
 一口サイズで手軽に食べられるもの
・市販冷凍品、レトルト食品、まとめ調理
・冷たいものを試してみる
・常温または冷やして食べる
・においに配慮する
・冷たい麺、寿司、パン、デザート類、
 果物
・“あっさり”“すっきり”“さっぱり” 
 したものにする
・のどごしが良いものにする
・食感、歯ごたえの良いものにする
・酢、梅干、酢の物、サラダ、麺類、
 果物、デザート類
・豆腐、温泉卵、茶碗蒸し、山芋、納豆
・あんかけ、くず、おろし調理、ムース
・生野菜、スナック菓子・せんべい
・食欲をそそるよう食器や盛り付けに工夫
・香辛料や酸味を加えてみる
・味・香のバリエーションを変える
・季節料理・郷土料理など気分を変える
・濃い味付け、好みの味付けにする
・ソース、ドレッシング、トッピング、
 香味野菜、調味料など別盛 各自調整
・ごま、わさび、大葉、のり、梅
・主食を変えたり、アレンジしてみる
・ごはんのお供を探す
・サンドイッチ、菓子パン、麺類、寿司類
・カレー、お茶漬け、焼きそば、たこ焼 
 納豆、漬物、キムチ、梅干
・エネルギー・栄養アップの工夫
・栄養補助食品の活用・アレンジ
・デザート類、油脂・甘味料の活用
 
     
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