トップページ > がん治療時の症状別 対応ポイントと料理・献立集

 

※二つの症状は深く関連しています。

  同時に対処することが現実的な対応と言えます。

献立表の見方
 
味覚障害
対応のポイント 具体的な食材・料理での工夫
・変化の状態に応じ味付けを配慮
  甘味を抑える、利かせる
  塩分を抑える、利かせる 
  はっきりした味の料理 など
・おいしく感じる料理を提供する
・においにも配慮する
・香や食感、彩り、見た目の良いもの
 (他の感覚を活用)
・香味や香辛料を活用する
・酸味を利かせる
・別付の調味料で各自調整可能にする
・冷たい麺、やきそば、寿司
・乳製品
・酢の物、麺類、果物、デザート類、
・酢、梅ソース、果物の酸味活用
・ごま、わさび、大葉、のり、梅
・亜鉛、微量元素、ビタミンの補給
・栄養補助食品の活用
・口腔ケア  
 
嗅覚障害
対応のポイント 具体的な食材・料理での工夫
・冷温で提供する料理にする
・温かい料理は冷ますか冷やして食べる
・においを除去する
・だしも種類でにおいに配慮する
・冷たい麺、寿司、デザート類、果物、
・煮物は冷めてもおいしい食材
・しゃぶしゃぶ
・みそ、生姜などの活用
・かつおだし→昆布だし
・食事以外のにおいへの配慮
 調理、着衣、部屋などのにおい
・市販食品やストック調理の活用
・食事場所の環境に配慮
・香水、化粧、柔軟剤のにおいに注意 
・器の素材、ふたの取り扱い
 
     
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