【こども家庭庁】「こども大綱」を閣議決定

　2023年12月22日（金）、こども基本法に基づき、こども政策を総合的に推進するため、政府全体のこども施策の基本的な方針等を定める「こども大綱」が閣議決定された。こども大綱は、こども施策に関する基本的な方針、こども施策に関する重要事項、こども施策を推進するために必要な事項について定めるものであり、今後こども家庭庁のリーダーシップの下、「こども大綱」に基づき、政府全体のこども施策を推進していくとされている。栄養に関しては、第３こども施策に関する重要事項において記載されている。記載の箇所は次の通り。

・ライフステージを通した重要事項（3）こどもや若者への切れ目のない保健・医療の提供
「プレコンセプションケアを含む成育医療等に関する研究や相談支援等」内に、"栄養管理を含めた健康管理を行うよう促すプレコンセプションケアの取組を推進する"と記載された。（P.17より一部抜粋）
・ ライフステージ別の重要事項（2）学童期・思春期
「こどもが安心して過ごし学ぶことのできる質の高い公教育の再生等」内に、"学校給食の普及・充実や、栄養教諭を中核とした、家庭、学校、地域等が連携した食育の取組を推進する。"と記載された。（P.27より一部抜粋）

　詳細は、下記リンクよりこども家庭庁ホームページを確認されたい。
　また、こども家庭庁ホームページでは2023年12月21日（木）にこども向けホームページを公開した。こどもや若者の皆さんに知ってもらいたい情報として、こども家庭庁の紹介、こども基本法についての解説、制度や政策をよくするためこどもや若者から意見を聞くコンテンツ、日々の生活のヒント等があり、こども食堂についても触れている。あわせて確認されたい。

■こども大綱を見る（こども家庭庁）
■こども向けホームページ「こどもまんなか 」を見る（こども家庭庁）
■こどもまんなかニュースを見る（こども家庭庁）